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👶 小児科・子育て

子どもの夜尿症(おねしょ)|
何歳まで様子を見る?受診の目安

📅 2026-09-05 🩺 院長 矢田篤司 監修 📖 約8分で読める
夜尿症 おねしょ 小児科 受診目安

結論:子どもの夜尿症(おねしょ)は、年齢とともに自然に改善していくことが多いとされています。親の育て方や本人の性格の問題ではないため、責めずに見守ることが大切です。小学校入学後も週に何度も続く場合や、昼間にも症状がある場合は、小児科にご相談ください。

👤 このページが役立つ方

  • お子様のおねしょが続いていて心配な保護者の方
  • 何歳まで様子を見てよいか知りたい方
  • 一度治ったおねしょが再び始まって心配な方

💡 この記事で分かること

  • 夜尿症の一般的な考え方と年齢の目安
  • 家庭で責めないことの大切さ
  • 生活上確認したいポイント
  • 受診を考えるタイミング

① 夜尿症と一般的なおねしょの考え方

公益社団法人日本泌尿器科学会によると、夜尿症は医学的には「5歳以上で、1か月に1回以上の頻度で夜間睡眠中の尿失禁が3か月以上続くもの」とされています。乳幼児期のおねしょの多くは成長過程で自然にみられるものであり、すぐに病気を意味するものではないとされています。

② 年齢による目安

🧒

5歳頃

約15%

🧒

7歳頃

約10%

🧒

10歳頃

約5%

🧑

15歳頃

1〜2%程度

年齢とともにおねしょのある子どもの割合は減っていくとされ、7歳頃からは年間およそ15%ずつ自然に治っていくと報告されています。一方で、ごく一部は大人になっても症状が続くことがあるとされています。

③ 成長との関係

夜尿症は、膀胱の機能や、眠っている間に尿意で目が覚める仕組み(覚醒反応)、夜間につくられる尿の量などが、成長とともに整っていく過程に関係していると考えられています。

④ 家庭で責めないことの重要性

⚠️ 大切なこと

夜尿症は、親の育て方や本人の性格、しつけの問題ではないとされています。叱ったり責めたりすることは、お子様の自尊心に影響することがあるといわれています。うまくいかない夜があっても、責めずに見守る姿勢が大切です。

⑤ 生活上確認したいポイント

📝 家庭で確認・工夫したいポイント

  • 就寝前の水分・塩分・カフェインの摂り方
  • 就寝前にトイレに行く習慣
  • 体を冷やさないようにする工夫
  • おねしょの頻度・量の記録

⑥ 昼間の症状がある場合

夜間だけでなく、昼間にも尿意切迫感や頻尿、失禁などの症状がある場合は、夜尿症とは別に確認が必要なことがあるとされています。昼間の症状がある場合は、早めに小児科にご相談ください。

⑦ 一度改善した後に再び始まった場合

一度おさまっていたおねしょが再び始まった場合、生活環境の変化や心理的な要因、まれに他の病気が関わっていることもあるとされています。心当たりがない場合も、一度ご相談いただくことをおすすめします。

⑧ 受診を考えるタイミング

状態様子を見やすいとされる例受診を検討したい例
年齢未就学児で、時々おねしょがある小学校入学後も週に何度もある
昼間の症状特にない頻尿・尿意切迫感・失禁がある
経過少しずつ回数が減ってきている改善が見られない、悪化している
心理面本人が気にしていない本人が強く気にしている

※ あくまで一般的な目安です。この表だけで判断せず、迷う場合はご相談ください。

⑨ 小児科で相談できる内容

当院の小児科では、夜尿症についての一般的な相談、生活習慣の見直しについてのアドバイスを承っています。診察のうえで、必要に応じた検査や治療方針は医師が個別に判断します。具体的な薬剤による治療は診察のうえで検討するものであり、診察なしにおすすめすることはできません。

⑩ よくある質問

何歳までなら様子を見てよいですか?

明確な年齢の区切りはありませんが、一般的には5歳以降も月1回以上のおねしょが3か月以上続く場合を夜尿症と呼びます。小学校入学後も週に何度も続く場合は、一度ご相談いただくとよいでしょう。

夜尿症は親の育て方のせいですか?

いいえ、親の育て方や本人の性格の問題ではないとされています。成長の過程で改善していくことが多いとされています。

夜尿症用のアラームや薬はすぐに試してよいですか?

治療は状態に応じて医師が判断するものです。自己判断で市販品や薬を使う前に、まずは小児科にご相談ください。

昼間はおねしょがないのに夜だけあります。心配ですか?

夜間のみの症状は比較的多くみられます。ただし昼間にも症状がある場合や、長期間改善が見られない場合はご相談ください。

一度治ったのに最近また始まりました。

生活環境の変化などが関係することもあります。心当たりがなくても、一度小児科にご相談いただくことをおすすめします。

子どもの夜尿症は、多くの場合、成長とともに自然に改善していくとされています。焦らず、責めずに見守りながら、小学校入学後も続く場合や昼間の症状がある場合は、早めに小児科にご相談ください。

📚 参考情報

  • 公益社団法人日本泌尿器科学会「『おねしょ』(夜尿症)が治らない」(https://www.urol.or.jp/public/symptom/09.html
  • 本記事の内容は、みなとファミリークリニック院長が2026年9月時点の一般的な医学情報をもとに監修しています。個別の診断・治療方針については受診時にご確認ください。
院長 矢田篤司

矢田 篤司

みなとファミリークリニック 院長

三重大学医学部卒。内科・小児科・皮膚科・リハビリ科を擁する地域密着型クリニックの院長として、身近な健康相談に日々対応しています。

→ 院長プロフィール

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